寝る子は育つ

雑多で浅く音楽、漫画、アニメ、ゲームの話など。

Charlotte感想

ジョジョ分割4クールだと思い込んでいて、最終回だと思ったらジャンケン小僧の話だったので混乱していた私です。しかもジャンケン小僧坂本千夏。大御所すぎます。

 

今期見るもの多すぎて我が家のHDDがいい加減爆発しそうなので、外付HDに移動させる(※解決してない)前に見てないのを見ることにしました。で、1年放置してたCharlotte見ました。

 

 

 

これあの天使のようだった妹が死んで主人公が廃人になって立ち直るところまで見て勝手に満足してそのまま放置してたんですけど、むしろ見ようと思うと何故かAngel Beats!見てしまい、AB面白かったなあ〜みたいになってしまい、まあこの1年忘れてました。

 

いやーまとめて見たらとっても良かった。結構酷評が多くて、そんな微妙なのかなーと思ってたんですけど、全然大丈夫です良かったです。私ラストまでのあの流れ好きです。なんやかんやkey的な優しさ溢れとったし…伏線も大きいところは回収されたと思いますし…鍵婆さんこういう優しさ大好き…

 

一番好きなエピソードはサラが友利兄のところで歌う話ですね〜。なんだか不思議、ちょっと奇跡、みたいな話大好きです。サラの目がなぜ見えなくなったのかわからず仕舞でしたが、まあその辺はサラの言うように神様に持ってかれたという、ファンタジーな感じでわからないままでもいいかなと。

あの後タイミングよく兄貴が出てきたので、乙坂はてっきりタイムリープで視力を失うのかな?彗星絡みの話になってタイムリープ繰り返す系かな?と思ってましたが、まさか俺つえー系になって代償に記憶を失うとは。兄貴の課すミッションがことごとく無理目でハードル高くて、兄貴その辺で勘弁してやってくれと思いながら見てました。最終回前で全世界行脚!?尺的に大丈夫!?て思いましたが尺間に合って良かったです。

 

あとはやっぱりkey(てか麻枝?)は女子が優しくて強いです。フニャフニャしてるようでも、電波でも、不思議ちゃんでも(全部同じ)、芯があるというか。主人公はなんかいつも、告白シーンがキメられない、ダサくなる、早口で照れて格好悪いといった印象があるんですが、今回の友利然り、ヒロインはみんな主人公がちゃんと話すのを待っててくれて…今回なんて告白しといて記憶喪失ですよ。信じられない。友利優しすぎ。私なら乙坂に一発ビンタします。

CLANNAD見たときも仮面ライダーアマゾンズ見た時も思いましたが、彼氏がフラフラ悩んだり意味不明な冒険してても、やいやい言わないで信じて待っててあげられる女に憧れます。ヒロインが主人公を信じてあげられてて、それに主人公が支えられて成長できるみたいな関係性が好きです。ある意味都合いい女というか、アニメだから当たり前っちゃ当たり前ですが…あと、がお〜とかあんぱんとか電波発言とかは全くしたくありませんが…

 

とりあえず忘れず全部見られて良かったです。また次回作に期待してます。

くるりの20回転

くるりが新しいアルバム出すのかと思ったらオールタイムベストアルバムでした。

ベスト前も出してなかった?とか思いましたが聞いたらやっぱ良かったっていうか色々懐かしい…くるりは時期によって曲調もメンバーも全然違うので、聴き始めた時期によって第一印象がガラッと変わる不思議なバンドです。

私は初めて聴いたのが中学生の頃ばらの花が売れた時で、PVのぽわ~とした雰囲気も相まって「なんかダサいな…」と思ってたんですが(失礼)、その後ワールズエンドスーパーノヴァが出て、「え!?これ同じバンド!?」とびっくりしてそのままその後に出たTHE WORLD IS MINE買いに行きました。ただこのアルバムも今思えばくるりの中でもジャンルレスな結構ブッ飛んだ(良い意味で)変なアルバムで、中学生でいきなり聴くには難解だったんですが、その難解さが逆に「これがオシャレな音楽なんだ」と私を思い込ませてしまって聴きまくり、今では一番思い入れのあるアルバムです。GO BACK TO CHINAとか今聞いてもめっちゃかっこいい。

 

で、くるりのオールタイムベストですが、勝手に私の思い出の印象で分けますと、

 

第1期 変態期 (東京〜ロックンロール)

この頃は出すたび曲調が違い、メンバーもコロコロ代わり、いっつも実験的でした。いつも「くるりっぽさ」がありつつ、テイストが全然違うというか。

HOW TO GOは確実に変だったんですけど(褒めてる)、ハイウェイで若干薄まり、ロックンロールは聴いたときにすごくキャッチーだな!と思ったらクリストファー脱退して第2期へ…という印象。

 

第2期 キャッチー期(BIRTHDAY〜魔法のじゅうたん)

岸田・佐藤の2人体制で原点回帰したりオーケストラと一緒にライブしたり、なんだか楽しそうな時期でした。曲調も軽く明るいポップス調が多くて、聞きやすい印象。ちょうどこの時期よくロックフェスに行ってたんですが、くるりは毎回新曲を披露しては客の反応を見ていて、ヒット曲待ちの客がボーッと立ったまま聞いてる姿をよく見ました。フェスあるあるですね。

 

第3期 震災後(奇跡〜)

めちゃくちゃなくくりですが、絶対これはあると思うんです。私好きなバンドが軒並み震災の影響で病むという経験をしたんですが(私も一緒になって病んだ)、くるりもこの辺から軽く楽しいだけの曲よりも、皮肉っぽかったり、今までを振り返るようだったり、雰囲気が変わったような気がします。メンバーもまたコロコロ代わり…坩堝の電圧なんて、聴いてて胃がキリキリするエネルギーのいるアルバムでした。THE PIER以降は少し立ち直ってきたのかな?て思う優しい雰囲気も出てきている気がしますが。

1回世界が終わっちゃった後の音楽っていう感じがするんですよね。私がそういう気分で震災後を過ごしてるからかもしれません。

 

 

中学生の頃から聴いてるのでくるりが20回転なら私は15回転くらいなわけですが、人生の大事な15年を共に歩んだということで、聴くたびに、あの時あーだったこーだったと懐かしく感じます。最初MDだったのに、今スマホに入れてるし…これからもますますのご活躍をご祈念いたします。

 

結構長くなってしまいました。まあそれだけ思い入れがあるということで。

 

 

2016夏アニメ感想

気が付けばもう9月も終わりですね。かろうじて完走できそうなアニメの感想です。

 

モブサイコ100

これは面白かった~。ワンパンマンも面白かったけど、こっちも良かったです。絵がなんかボボボーボ・ボーボボに似てる時もありましたが、設定がギャグっぽくて絵がユルい割には話が結構しっかりしてて、その辺もワンパンマンと同じですね。モブくんが強すぎて、家では途中からモブじゃなくて白Tポイズンて呼んでました。100%になって暴走するたびに、「で、出た~!あれが塩中の白Tポイズンだ~!」て喜んでました。白Tポイズンていう通り名も中学生っぽいバカさが溢れてて好きです。

あとアラサーはさすがに中学生に感情移入できないんですが、代わりに霊幻新隆師匠に感情移入してました。霊感もなく、超能力も使えず、ハッタリと口だけで生きてきている霊幻師匠…全然超能力わからないのに空気を読んでその場を乗り切る霊幻師匠…でもたまにすごいいいこと言うんですよね。先週の「辛い時は逃げたっていいんだよ!」とか。中学生くらいだと自分の世界が狭いので、学校とか家庭とかが辛くてもその世界から逃げるっていう選択肢はなかなか出てこないんですけど、大人になると自分を守るためにスタコラ逃げちゃいますからね。モブを破格の安さで雇っている詐欺師同然の師匠ですが、彼をきちんと導いてくれる本物の師匠でもあります。2期やってほしいです。

 

甘々と稲妻

主に夫が見てました。うさぎドロップ枠?パパと娘と女子高生が、お互いの寂しい気持ちに寄り添いながら、おいしいごはんを食べる癒し系アニメ。つむぎの声がリアル子供なのもうさドロと一緒でした。つむぎは見た目は結構ぶっ飛んでてファンタジーなんですけど、しゃべり方とかやってることとかは結構リアルに幼児っぽくてかわいかったです。お母さんなんで亡くなったんですかね。なんかの病気っぽいですけど。可哀想。

対してことりちゃんは先生のことがちょっと好きなのかな?という感じがまたかわいかったです。おとなしくて細いのに、ごはんが大好きでモリモリ食べるところも良いです。大食い萌え。ごはん炊き上がった時とか、おかずが出来上がった時とか、「うわあ~!」て嬉しそうにするのも素敵です。これからもいっぱい作っていっぱい食べてほしいです。

 

ジョジョ第4部

ジョジョ4部、やっぱり、面白いじゃァないかァ~ッ!!て見てる間はついついジョジョ喋りになりながら見てました。みんな15年前から思ってると思いますが虹村京兆は無節操に矢を放ちすぎ。前半の杜王町でドタバタしてるのも楽しいんですが、やっぱ後半の「吉良吉影は静かに暮らしたい」がそれまでの集大成という感じですごく面白いんですよね。てか吉良吉影が変態すぎて、今のジャンプじゃとても載せられません。昔は大して何とも思ってませんでしたが、21世紀の今見ると、吉良吉影が手首と恋人のように過ごし、語らう姿は相当ヤバいです。全体的にモザイクかけたほうがいいです。5部はいつでしょうか?楽しみです。

※勝手に分割2クールだと思い込んでて、今回は最終回で半年後に再開する気まんまんだったんですが、普通に続きありました。視聴継続してます。

 

ベルセルク

飛ばし飛ばし見てました。ガッツって結構かわいい友達が多いですよね。OPの9mmがかっこよくて合ってて好きでした。

 

プリズマ☆イリヤ ドライ

夫がコソコソ見てました。あれ本当におっさん向けで、なんかとにかく懐かしい雰囲気がするというか…ついてると一緒に見ちゃうんですよね…

 

来期の予定(随時追加)

力の限り見る:鉄血のオルフェンズ、三月のライオン、ドリフターズ舟を編む、ALL OUT、刀剣乱舞花丸(私)、響けユーフォニアム(夫)

気になる:フリップフラッパーズ、装神少女まとい、SHOW BY ROCK、ブブキブランキ

とりあえず録画して後で一気見:夏目友人帳うたプリ、WORKING

 

絶対こんなに無理!考えます。寝る前とかすぐdアニメストアおそ松さんとか見てしまうのでリアタイアニメが捗らないです。

いつまで親にオタクを隠すのか

最近自分のオタク趣味(漫画やアニメやゲームが好きで声優にも詳しい等)は、いつ親にバレるんだろうとよく考えます。

 

子どもの頃は中学生になったら漫画を読まなくなると思い、中学生の頃は高校生になったら漫画を読まなくなると思い、以下大学生になったら、彼氏ができたら等オタク卒業を先送りにしていました。しかしそんな思いとは裏腹に、年々知識は増え、金もあるので課金をし、躊躇なく端からアニメを録画したり電子書籍で漫画を大人買いしたり、気が付けば熟したオタクに成長。結婚をしたらやめられるはず、と淡い期待もしていましたが、残念ながら趣味の合う相手と結婚し、鑑賞する作品の幅がさらに広がりました。ROM専読み専であるというのが唯一の救いではありますが、自宅には各種円盤やガンプラがどんどん増え、オタクおじさんとオタクおばさんの楽しいお家になりつつあるのが現状です。

 

現在30歳以上の方は心当たりがあると思うんですが、オタクは昔は現在のように軽くカミングアウトできるものではなく、後ろ指をさされたり、やめろと言われたり、親に情けないと思われるようなものでした。アニメイトで売っているキャラクター物のキーホルダーを堂々とかばんにつけているような高校生はごく少数で、大部分のオタクは隠れキリシタンのごとく親に隠れてコソコソ活動していたと思われます。

 

私もその中の一人だったんですが、なんと未だに親にバレていなかったことがわかりました。なんやかんやで親はよく見てるからバレてるんじゃないかと思っていましたが、先日「中学生の頃によくジャンプ読んでた」程度の認識であることがわかり、ホッとしたというかショックというか、複雑な気持ちになりました。

乙女ゲーにハマっていたことやニコ動で毎日深夜アニメを見ていたこと、同人誌いっぱい持ってたこと、声優イベントやテニミュに行っていたこと等等等等、私の10代以降人間性のベースが相当2〜2.5次元に寄っているということを、全く親は知らない様子だったのです。夫との馴れ初めもまさかアニメの話で意気投合したとかとは思ってないですし、昨年夫とキンスパ行って林原閣下見て泣いたとかも知らないわけです。

 

あんな感動的な思い出が全然共有できない…なんかそれって…なんかそれって微妙に寂しいです。だからといって今更親に言うのも完全に間違ってるんですが。言う必要なし。

 

今後もし親にバレるとしたら子供が生まれてその子供が空気も読まずに深夜アニメの話とかしだすくらいですかね。子供経由とか辛い…

そのタイミングを逃すとあとは子供がオタクになるか、自分が年老いてボケてアニメの話しだすくらいしか思いつかないです。あ、ボケた頃にはさすがに親はいないですね。とにかく私はもう気を逸した…

 

と、先日実家帰ったら親に逐一ライブの報告しているドルヲタの妹を見て思いました。隠れオタクはこれからも隠れて生きよを信条にがんばります。オチのない文章ですみません…

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア感想

暇だったのでamazonプライムで前から気になってた映画見ました。久しぶりにこんなおバカ映画見ました。私は好きです。以下感想。


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「吸血鬼がシェアハウスで暮らすコメディ映画」という前情報だけは知ってたんですが、色々想像と違ってました。

まず勝手にヨーロッパの映画だと思ってたんですが、ニュージーランド映画だったんですね(これはただの予習不足)。

雰囲気もアダムスファミリー的なノリかと思ってたら、予想以上にB級低予算おバカ映画なノリでした。わざとらしいドキュメンタリータッチとか、首から血がブシャーッと出るときとか、ヴァンパイア達が飛ぶときのショボいワイヤーの感じとか、B級感がたまらないですよ。ラストの大団円感とかもおバカ映画っぽくて良かったです。みんな無事アンデッドになってハッピー!みたいな。みんな死んでるっていう。

キャラクターは8000歳のピーターと唯一人間だったスチューが良かったです。特にスチュー、あんなに血色がいい人は日本人にはいないですよ…「おいしそう」感がすごい。彼ほんとになんであんなにヴァンパイアに良くしてくれるのか結構謎でしたが、最後のオオカミ男達との様子を見てると、なんかただただ良い人だってことみたいですね。

ヴァンパイ達もみんな世間ズレしてる感じがキュートでした。文明の利器に驚くシーンとか、ベタベタではあると思うんですがやっぱり面白い。日の出の動画とか、処女の画像とかを検索してるのもバカバカしくて楽しかったです。

ネットで感想見ると、爆笑したーとか書いてあるんですが、どっちかっていうとひたすらくだらない笑い(しかも日本の笑いともちょっと違う感じの)が続く上、ストーリーも割とダラダラしてるので、まあ面白くない人は全く面白くないだろうな…と途中で離脱して寝た夫を見て思いました。

 

なんかこれ、小さい映画館で平日昼間のガラガラの時か、レイトショーで一人で見たいなと思いました。90分くらいで何も考えずに見られるちょうどいいユルさでした。映画120分とか見るの疲れるので、90分くらいのが量産されて欲しいです…とまた勝手なことを言ってみる。

リオ閉会式

いつもオリンピックって時間合わなくてちゃんと見ないこと多かったんですけど、今回はたまたま時間が合ったこともあり、よく見ました。初めて卓球とバドミントン真剣に見たんですけど、温泉でやる卓球とピクニックでやるバドミントンとはとても同じスポーツとは思えないですよね…すごく面白くて、ほぼ全試合見ました。

あとはBSとかで日本で全くメジャーじゃないスポーツやるのを見るのが好きなんですが、今回はオープンウォータースイミングがツボでした。まず私泳げないのであの苦しい遠泳をやってるだけでも尊敬で、さらにあの誰がどこ泳いでるのか実況の人ですらよくわからない感じと、釣り竿での給水、ゴールした後ボートで運ばれていく様子、海岸で見てる客の適当な感じ…シュールで良かったです。あれ東京の時はどこでやるんですかね?東京湾だと海汚すぎて可哀想なんで、九十九里とか湘南とかですかね?

 

そんな感じで楽しく見てたんですが、いつのまにか最終日になってました。で、本題の閉会式の東京のプロモーション良かったですね。すごい雨降ってましたけど。小池さんは着物の今後が心配ですが、当日まずあの重そうな着物をズブ濡れのまま着続けてただけでもお疲れ様なかんじです。

私これYouTubeで見たんですが、国歌斉唱と国旗掲揚は飛ばそうと思ったんですね。まあいつもと同じだろと思って。それで途中まで飛ばしたらなんか凄いことになってるじゃないですか。なんかフィールド真っ赤で車輪ついた人が周りにいて、怪しくかっこいい和声の君が代が流れている…私君が代って良い悪いとかじゃなく、なんとも辛気臭いけどアレンジとかしちゃいけないもんだと思ってたんですが、別にアレンジして良かったんですね。かっこよかった!まあ大体の人が言ってますけどAKIRA思い出しました。なんか角川のSFアニメ映画始まりそうでしたね。

あとはキャラクターがいろいろ出てきましたが、キャラクターの海外での知名度を知ることができたなあと思いました。日本で人気のキャラ、海外で売りたいキャラ、実際売れてるキャラは違うこと、キティちゃんの知名度が高いことは知ってましたが、キャプテン翼がそんなに人気とは知りませんでした。全世界でスカイラブハリケーンとかみんな読んでるんですね。オーバーヘッド真似したりするんですね。すごい。超人スポーツ系だとテニスの王子様とかもウケるんですかね。錦織くんが読んでたとは聞きますが…

あとは話題の安倍マリオですが、土管から出てきた安倍さんのマリオ衣装がテロッテロで、出てくるなり脱げて、その辺シュールでウケました。まああれが完璧なマリオコスで表れて、ずっとそのままっていうのもさすがにバカッぽいので、あれくらいでササッとスーツに変わって、はいあのおじさんはただのマリオのコスプレした人じゃないですよ、日本の首相ですよってすぐわかってもらう方がいいってことなんでしょうか。帽子もうちょっと被っててもいいんじゃないかとは思いましたが。

ちなみに安倍マリオ、職場では明らかに年配層にはウケてませんでした。おかしい、変だ、ゲームとか漫画(50代以上はアニメのことも漫画と言う) のキャラクターとか、はずかしい。という感じで。確かに私はスーファミ世代でマリオはすごく親しみのあるキャラクターなわけですが、子どもの頃家庭用ゲーム機がなくて、子どもがゲームやりすぎでバカになると真剣に考えていた親世代からしたら、オリンピックでマリオなんて情けないってことなんでしょう。きっと今後もそういうこと(サブカルチャーだとバカにしていたものが、いつの間にかメインカルチャーになってる)ってあると思うんですが、情けないとかかっこ悪いとか言わないで迎合できる良いオバサンになりたいものです。最近だと初音ミクとかもそうですかね。

とりあえず今回の東京のプロモーションを見て、東京オリンピックの開会式がAKBとジャニーズとEXILE東京音頭を踊る、利権の塊祭りみたいなのはなさそうかな…とは少し期待しました。怪しいですけど。

あと、開会式がもしあの君が代みたいな怪しいエキゾチックジャパンな雰囲気で行くんなら、選手入場の時に先導する子どもに狐の面着けて、終始化かされてる感じにしてほしいです。なんか、多分祭り感は出す気がするので、法被着て狐の面つけた子どもが篝火持ってる…みたいな…客席にも3Dメガネみたいなの置いて、ARばんばん使ってほしいです。

なんか言いたい放題言ったら楽しみになってきました。東京オリンピック、色々言う人いますが私は楽しみです。

シン・ゴジラ感想

シン・ゴジラ見てきました。すごく面白かったです。今の日本の怪獣映画って感じでした。以下感想いろいろ感想。大体ネタバレです。

 

 

 

 

 

 

ゴジラそのものについて

最初ゴジラが海から出てきたときは見た目があまりに違うので、ゴジラがこれを捕食するのかな?と思ってました。途中で段々進化して、ゴジラになっていくのが良かったです。「ゴジラは進化する」という設定のおかげで、だんだん強くなって光線吐く流れも、ラストとりあえず凍結したけどまだ終息していない不安感も、無理なく感じることができました。

あとは、ゴジラが核で動くっていう元々の設定についても、震災後ならではの場面が多かったように思います。ゴジラが歩いた後の放射線量が上がったり、ゴジラを撃退した後の除染のことを心配したり。最後に矢口がゴジラとの共存の話をしていましたが、これはもう明らかに原発事故のことですよね。ゴジラが凍結されたまま、東京駅にほったらかしになっているのが、なんとも言えませんでした。

 

登場人物について

主人公の矢口はじめ、巨災対のメンバーはみんないい感じにキャラが立ってて、良さそうなチームだなあと思って見ていました。特に環境省の尾頭(市川実日子)と文科省の安田(高橋一生)。見た人はみんな好きだったと思います。尾頭女史はずっと仏頂面なのが最後だけちょっと笑うんですよね。たまりません。

今思い返すと、思い入れのあるキャラクターが全く死なず、お涙頂戴場面が無かったなあと思いました。別に全然無くていいんですけど。

会議では終始役所の縦割り感が出ていて、大変なことになっているのに手続きがやたら多かったり法律の解釈で真剣に悩んだりする、やや他人事のような、そんなところもコミカルで面白かったです。この辺のもどかしさとか、震災を彷彿とさせました。こんな大災害でも役所の手続きっていうのは型通りなのね…と。

市井の人が一切キャラクターとして出てこなかったわけですが、思えば会議シーンのリアルさと、ゴジラが街をどんどん破壊していく非現実的な絵のギャップを際立たせるためなのかな、と思いました。

 

以下箇条書き

高まったシーン

・第2→第3形態への進化

自衛隊がいっぱい出てくるとこ

ゴジラが火吐いて光線吐いて背中から光線出るとこ

・首都移転

・新幹線突っ込むとこ

・矢口がああ見えて生え抜きじゃなくて2世なとこ

 

笑っちゃったとこ

・どんどん長くなる矢口の肩書

ゴジラの口に凝固剤投与するとこ 

・最後の方、大体ヤシマ作戦

 

というわけで、エヴァの続編もまったり待とうと思います。