同級生シリーズ 感想
仕事忙しいとかほざいてたら5月です。早い…早すぎる…
結婚してBL漫画は封印…と思っていたんですが、急に唐突に昔読んでた漫画の続きが気になり、電子書籍に手を出してしまいました。1つ買えば後はもうズルズルと手を出してしまい、エロ本をタンスの裏に隠している中学生となんら変わらない状況になっています。辛い…
で、ずっっっと気になっていたけど読めていなかった中村明日美子先生の同級生シリーズをスピンオフ、後日談含めて一気に買いました。
いや、もう、良かった。本当に良すぎて五体投地状態。優しい世界。ありがとうございます、ありがとうございます…
漫画を読んで救われることって多いんですけど、この作品も、すごく素敵なセリフが多くて、読んでいる間も何度か泣きそうになりました。
草壁が、佐条が思いつめたりイッパイイッパイになったりする度に、ガス抜きできるようなことを言ってくれるシーンが好きでした。草壁は芯はしっかりしつつ、良い感じに肩の力が抜けてるんですよね。読者も佐条タイプの人が多いと思うんで、みんな草壁にハッとさせられたんじゃないでしょうか。
逆に佐条は公私混同をあんまりしないというか、情で行動することが少なくて、そこが草壁の自立を促しているというか。
恋愛って結構独りよがりになったりワガママになったりしがちですけど、二人はいつもお互いを思いやっていて、読んでいて本当に幸せな気持ちになりました。少女漫画はヒロインに感情移入しがちなんですけど、BLはどっちにも気持ちが入るので、これはこれでしか味わえない良さがあるんですよね。どっちもかっこいいし、かわいい。
あとはやっぱり当て馬のハラセンが切なかったんですが、スピンオフで無事幸せになったのを見届け、安心しました。どんな奴が相手なんだと思って読みましたが、まさかヤンチャ系とは…意外でしたがすごくハマってて…良い…佐条とのことも、ちゃんとちょっと幸せな恋の終わりが描かれていました。何事もなく乗り換えるようなことはなくて、嬉しかったです。
いや〜BLとかっていうより久々に良いラブコメを読んだという満足感でいっぱいです。そのままの勢いでヨネダコウ先生のどうしても触れたくないと、それでもやさしい恋をするも買ってしまったんですが、こっちもものすーごく良かったんですよね。こちらも感想書きたい。
