寝る子は育つ

雑多で浅く音楽、漫画、アニメ、ゲームの話など。

セーラームーン展

そういえば先月、セーラームーン展に行きました。

ずっと気になってはいて、誰か行く人いれば一緒に行きたいな~くらいの気持ちでいたんですけど、運よく中学からのオタクの友人からお誘いがあったので、喜んで行ってきました。

 

セーラームーン展は、六本木ヒルズという東京のうっとおしいおしゃぴー的な部分を詰め込むだけ詰め込んだエリアでやっていたんですが、セーラームーン展の周囲のみなんとも池袋的なオタクくさい空気が流れていました。オタクくさいだけでなく、妙齢の女オタクの後戻りできない感じというか、課金へのためらいが一切ない空気がそこはかとなく流れていました。

特にちびうさカフェでは、近年友人達との間で「色水商法」と揶揄している色のついた甘い水800円みたいなジュースや、なんか微妙にぬるいカレーとか、ナンジャタウンで出会ったような食べ物がわんさかと出てきていました。まあ、もちろん食べたんですけどね。ぬるいカレー1300円とかそういう感じでも躊躇なく食べるんですけどね。

 

美術館内部30前後の女性グループがほとんどで、黙々とセーラームーン世界の年表や絵コンテ、90年代のおもちゃといった展示品をボソボソとコメントしながら時に拝みながら、スペインの聖地巡礼の旅のごとく歩を進めていました。下調べ全然していなかったので、原画展だと勘違いしていたんですが、予想以上におもちゃがいっぱいありました。特に壁一面のカードダス…カードダスのことなんて軽く20年くらい忘れていたので、見た瞬間忘れていた記憶が呼び覚まされるというか、脳の使ってなかったところがいきなり活性化するのを感じました。「まもちゃんが出るとハズレ」「日常系の絵はハズレ」など当時は勝手にハズレを決めていたのも懐かしいです。年表については当時小学生でバカだったのできちんと理解できておらず、一緒に来てくれたDVDボックス買っちゃってた友人にきめ細やかな説明を受け、20年来の勘違いがたくさんあったことがわかりました。

あとは、私はセラミュはわかんないんですけど、結構セラミュの小物も飾ってあって、ファンの人はたまらんだろうな~と思いました。モニターでミュの様子も放送されてたんですけど、食い入るように見ている客が常時いました。食い入るように見てるほどのオタは家でも円盤持ってそうですが…

 

見終わり、グッズに散財した後、とりあえず飲み屋でアニメの作画について語りあいました。セーラームーンのアニメ見てた頃って、作画監督とか特に考えたことなかったんですが、毎週どうも絵が違うぞ、というのは理解していたんですね。それで毎週「今週はこの絵か」と思ってみていたわけです。

私、一人だけどうしても気になっていた作画監督さんがいまして、それが下の図の一番右の安藤さん。この人だけ目がやたら特徴的で、ギャグ回が多い印象があり、この絵が来ると「今週ギャグか!」と勝手に察していました。あとは一番好きだった絵は伊藤さん。すごくかわいいし、かっこいいし、この絵がくるとあたり!というイメージでした。好きな絵は友人同士でも共通してたりして、最終的には伊藤さんに会ってお礼の言葉を言いたいみたいな逆に迷惑な感じの話になりました。

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家に帰って考えたら、最後に六本木ヒルズ行ったのって、同じ場所でやってたガンダム展でした。なんかどうしようもないですね。もっといろんな展覧会行かないと…