シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア感想
暇だったのでamazonプライムで前から気になってた映画見ました。久しぶりにこんなおバカ映画見ました。私は好きです。以下感想。
「吸血鬼がシェアハウスで暮らすコメディ映画」という前情報だけは知ってたんですが、色々想像と違ってました。
まず勝手にヨーロッパの映画だと思ってたんですが、ニュージーランド映画だったんですね(これはただの予習不足)。
雰囲気もアダムスファミリー的なノリかと思ってたら、予想以上にB級低予算おバカ映画なノリでした。わざとらしいドキュメンタリータッチとか、首から血がブシャーッと出るときとか、ヴァンパイア達が飛ぶときのショボいワイヤーの感じとか、B級感がたまらないですよ。ラストの大団円感とかもおバカ映画っぽくて良かったです。みんな無事アンデッドになってハッピー!みたいな。みんな死んでるっていう。
キャラクターは8000歳のピーターと唯一人間だったスチューが良かったです。特にスチュー、あんなに血色がいい人は日本人にはいないですよ…「おいしそう」感がすごい。彼ほんとになんであんなにヴァンパイアに良くしてくれるのか結構謎でしたが、最後のオオカミ男達との様子を見てると、なんかただただ良い人だってことみたいですね。
ヴァンパイ達もみんな世間ズレしてる感じがキュートでした。文明の利器に驚くシーンとか、ベタベタではあると思うんですがやっぱり面白い。日の出の動画とか、処女の画像とかを検索してるのもバカバカしくて楽しかったです。
ネットで感想見ると、爆笑したーとか書いてあるんですが、どっちかっていうとひたすらくだらない笑い(しかも日本の笑いともちょっと違う感じの)が続く上、ストーリーも割とダラダラしてるので、まあ面白くない人は全く面白くないだろうな…と途中で離脱して寝た夫を見て思いました。
なんかこれ、小さい映画館で平日昼間のガラガラの時か、レイトショーで一人で見たいなと思いました。90分くらいで何も考えずに見られるちょうどいいユルさでした。映画120分とか見るの疲れるので、90分くらいのが量産されて欲しいです…とまた勝手なことを言ってみる。