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寝る子は育つ

雑多で浅く音楽、漫画、アニメ、ゲームの話など。

くるりの20回転

くるりが新しいアルバム出すのかと思ったらオールタイムベストアルバムでした。

ベスト前も出してなかった?とか思いましたが聞いたらやっぱ良かったっていうか色々懐かしい…くるりは時期によって曲調もメンバーも全然違うので、聴き始めた時期によって第一印象がガラッと変わる不思議なバンドです。

私は初めて聴いたのが中学生の頃ばらの花が売れた時で、PVのぽわ~とした雰囲気も相まって「なんかダサいな…」と思ってたんですが(失礼)、その後ワールズエンドスーパーノヴァが出て、「え!?これ同じバンド!?」とびっくりしてそのままその後に出たTHE WORLD IS MINE買いに行きました。ただこのアルバムも今思えばくるりの中でもジャンルレスな結構ブッ飛んだ(良い意味で)変なアルバムで、中学生でいきなり聴くには難解だったんですが、その難解さが逆に「これがオシャレな音楽なんだ」と私を思い込ませてしまって聴きまくり、今では一番思い入れのあるアルバムです。GO BACK TO CHINAとか今聞いてもめっちゃかっこいい。

 

で、くるりのオールタイムベストですが、勝手に私の思い出の印象で分けますと、

 

第1期 変態期 (東京〜ロックンロール)

この頃は出すたび曲調が違い、メンバーもコロコロ代わり、いっつも実験的でした。いつも「くるりっぽさ」がありつつ、テイストが全然違うというか。

HOW TO GOは確実に変だったんですけど(褒めてる)、ハイウェイで若干薄まり、ロックンロールは聴いたときにすごくキャッチーだな!と思ったらクリストファー脱退して第2期へ…という印象。

 

第2期 キャッチー期(BIRTHDAY〜魔法のじゅうたん)

岸田・佐藤の2人体制で原点回帰したりオーケストラと一緒にライブしたり、なんだか楽しそうな時期でした。曲調も軽く明るいポップス調が多くて、聞きやすい印象。ちょうどこの時期よくロックフェスに行ってたんですが、くるりは毎回新曲を披露しては客の反応を見ていて、ヒット曲待ちの客がボーッと立ったまま聞いてる姿をよく見ました。フェスあるあるですね。

 

第3期 震災後(奇跡〜)

めちゃくちゃなくくりですが、絶対これはあると思うんです。私好きなバンドが軒並み震災の影響で病むという経験をしたんですが(私も一緒になって病んだ)、くるりもこの辺から軽く楽しいだけの曲よりも、皮肉っぽかったり、今までを振り返るようだったり、雰囲気が変わったような気がします。メンバーもまたコロコロ代わり…坩堝の電圧なんて、聴いてて胃がキリキリするエネルギーのいるアルバムでした。THE PIER以降は少し立ち直ってきたのかな?て思う優しい雰囲気も出てきている気がしますが。

1回世界が終わっちゃった後の音楽っていう感じがするんですよね。私がそういう気分で震災後を過ごしてるからかもしれません。

 

 

中学生の頃から聴いてるのでくるりが20回転なら私は15回転くらいなわけですが、人生の大事な15年を共に歩んだということで、聴くたびに、あの時あーだったこーだったと懐かしく感じます。最初MDだったのに、今スマホに入れてるし…これからもますますのご活躍をご祈念いたします。

 

結構長くなってしまいました。まあそれだけ思い入れがあるということで。